便秘薬は薬によって腸を動かしたり、便自体を柔らかくする作用がありますが、種類が幾つかありますので、どんな作用と副作用があるのか知っておくと良いでしょう。
水を引き寄せる便秘薬は、酸化マグネシウムが配合されているタイプは市販薬でも多く、浸透圧を利用するタイプもあり、刺激が少なくて耐性ができにくいという特徴がありますが、長期の連用には注意が必要なのです。
腸を刺激する便秘薬は、薬で腸を無理やり動かすため用法用量を守って必要な時のみ使用し、医師の指示に従って服用する事が大切ですよ。
上皮機能変容薬は、小腸に作用して便を柔らかくする効果がありますが、妊婦さんは使用できない薬です。
症状に合わせて便秘薬を選ぶ事が大切ですから、医師や薬剤師に相談してみると良いでしょう。