薬には色々な種類があって、多剤服用という行為が問題視されていますが、多剤を一緒に服用しても良いのでしょうか?
特に様々な疾患を患っている高齢者ほど多剤を服用している人が多く、5種類や7種類以上もの薬を併用している人も何割かいるのだそうです。
6種類以上の薬を飲んでいると、転倒事故の発生頻度や薬害有害事象が発生する頻度が増えると言われているため、薬を服用するなら多くても5種類以下までにしておきましょう。
また服用する薬が増える事によって、副作用が発生するリスクも高まったり、腎臓や肝臓にかかる負担も増加してしまうのだそうです。
高齢者は腎臓や肝臓で薬を処理しきれずに、体内に長期間薬が止まってしまう事も考えられるのです。