統合失調症の治療薬は、服用後に脳内でどんな効果を発揮しているのでしょうか?
統合失調症は、脳内でドパミンが過剰に放出されて妄想や幻覚などの症状が出るので、正しい伝達が行われるためにはドパミン受容体をブロックする抗精神病薬という治療薬を服用する事になりますよ。
この抗精神病薬の服用を途中で中断すると、再びドパミンが過剰になって妄想や幻覚などの症状が出て再発してしまうため、自己判断で中断してはいけないのです。
ドパミン自体は人間に必要な物なので、減りすぎてしまうと逆に異常が出る事が考えられるため、服用する薬の量はきちんと見極める事が大切ですよ。
抗精神病薬には定型と非定型という種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあるので使い分けられているのです。